口内炎は誰でも一度は経験するものですが、口内炎が酷くなると食べ物によっては刺激を受けたりして普段の生活に支障を来たすことも有り得ます。
口内炎の種類
そもそも口内炎には、下記症状から3つの種類に分けられます。
アフタ性口内炎
疲労によって、真中が少し窪んだり、表面が白くなって周囲が赤い潰瘍が現れます。口内炎の大半がこのアフタ性口内炎です。
カタル性口内炎
頬の内側を噛んだりしたときに粘膜が傷つき、そこから細菌が繁殖したり、熱湯の刺激などで口内全体が赤く腫れる症状です。
ウイルス性口内炎
生後6ヶ月の赤ちゃんに発症することが 多い疾患で、唇や舌など口内に唇ヘルペスという潰瘍のために赤く腫れ、発熱を伴います。
口内炎の処置
出来てしまった口内炎への対応として、次の処置が取られます。
市販薬
口内炎用の薬として、下記があります。
・ブリストル・マイヤーズ「ケナログ口腔用軟膏」直接患部に塗るタイプ
・大正製薬「口内炎パッチ大正A」患部に直接貼るタイプ
・第一三共ヘルスケア「トラフルクイックショット」ジェル状液のスプレータイプ
ビタミン剤
食生活が偏っている場合、ビタミン剤の補給が大切です。
エーザイ「チョコラBBプラス(ビタミンB群配合)」、第一三共ヘルスケアの「トラフル錠(抗炎症成分トラネキサム酸、ビタミンB2、B6、C配合)」がオススメですね。
うがい薬
口内の殺菌の繁殖を抑制するために、殺菌・消毒効果のあるうがい薬の利用もよいでしょう。薬用 LISTERINE「リステリン トータルケア」などがいいですね。
尚、口内炎が出来ているときは、香辛料などの刺激物、冷たいもの、熱い物、たばこ、アルコール類の摂取は控えたいものです。
また、口内炎が治ったとしても、すぐに再発することがあります。うがい薬で予防するほか、体力が落ちると口内炎が出来やすくなりますので、普段から抵抗力を高めておきたいものです。
まとめ
誰でも経験する口内炎について、舌などに出来て、食事をするにも支障を来たす場合は厄介ですよね。
市販薬やビタミンの補給で対応するのもよいですが、なかなか良くならない場合は皮膚科、耳鼻咽喉科、口腔外科などで診察してもらうとよいでしょう。