
若いときは黒々としていた髪が、年を取るにつれて白髪が目立つようになってきます。
仕方がないので自宅で毛染めをしていますが、面倒だし、出来れば元の状態にしたいものです。
目次
白髪にならないための栄養素
白髪は、髪の毛のメラニン色素によって形成されますが、そのメラニン色素を構成している細胞のメラノサイトには
様々な栄養素が必要なこと、またメラニン色素を作り出すにもチロシナーゼという酵素が必要で、そのための栄養素も必要なのです。
メラノサイトの活性
メラノサイトの活性には、次の栄養素が必要です。
・海藻類:コンブ、ヒジキ、ワカメ、海苔など
・魚貝類:イワシ、サバ、カツオ、ブリなど
チロシナーゼの形成
チロシナーゼの形成には、次の栄養素を多く摂りたいものです。
・乳製品:チーズ類
・果物:バナナ、アボカド、リンゴ
・魚介類:かつお、まぐろ、たらこ、ちりめんじゃこなど
チロシナーゼを活性化
銅を含んだ下記栄養素もチロシナーゼを活性化してくれます。
・豆類:大豆、納豆、カシューナッツ
・野菜類:ごぼう、ニンニク、パセリ、モロヘイヤ
・穀類:そば、サツマイモ、玄米
このように髪の毛には様々な栄養素が必要で、それらは血液によって体の隅々に運ばれるため、血液の存在が欠かせません。
その点から、特に女性は「初潮」、「出産」、 「閉経」の時期に血液を失いやすいため、 そのタイミングで白髪になりやすいのです。
白髪予防のポイント
少しでも白髪を防ぐために、普段から気をつけたいポイントを挙げておきます。
①栄養豊富な食事を摂るようにする
②良質な睡眠を心がける
③運動で血流を良くする
④頭皮マッサージをして、血流をアップさせる。
まとめ
髪の毛を黒く維持にするには、様々な栄養素が必要になります。
食事だけでなく、睡眠や運動にも気を配りたいものです。
身体を温める食べ物も効果的ですが、唐辛子など刺激物はよくないので避けるようにしましょう。