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下痢が続く | 幼稚園の子供さんの場合

下痢

幼稚園に通うお子さんが下痢が続くと、
もしかしたら変な物を食べさせてしまったのか、
幼稚園で病気をもらってきたのでは
ないかなどママさんの心配は尽きません。

年末年始だと病院はどこも休みだし、
症状がひどければ救急病院に行くことにも
なりかねませんね。

目次

下痢になる原因

そこでお子さんが下痢になる主な原因について
述べます。

感染症

幼稚園や保育園で感染してくる場合で、
多いのが下記疾患です。

ノロウイルス

非細菌性急性胃腸炎を引き起こすウイルスで、
感染者の糞便や吐瀉物、それらが乾燥したものから
出る塵埃を介して感染します。

ロタウイルス

乳幼児に起こりやすい下痢症として、
主に1~4月に発症します。

突然、嘔吐または下痢が始まり、
便が白色になることがあります。

通常1週間以内で下痢は治まります

アデノウイルス

いわゆる「プール熱」と呼ばれ、
感染力は強力です。

胃腸炎、結膜炎、膀胱炎、股関節炎など
様々な症状を引き起こします。

 

いずれの感染症もウィルスと一緒に体外に排出した方が
よい面もあり、市販の下痢止めを使うのは注意が
必要です。医師の判断に従う方が安全でしょう。

 

食物アレルギー

乳製品をはじめとする食物アレルギーがあると、
呼吸器や皮膚だけではなく、
下痢の症状が起きる場合があります。

この場合の特長として、
・下痢だけでなく、嘔吐を伴うことが多い
・蕁麻疹などの皮膚症状がみられる
・息苦しさや鼻づまりなどを訴えることがある
・特定の食べ物を食べた時にだけ下痢症状が起きる
があり、小児科で受診するようにしましょう。

食物不耐症

粉ミルクや牛乳、小麦粉食品、里芋や山芋、赤身魚など
特定の食べ物を消化・分解・吸収することができずに
下痢を頻繁に起こす症状です。

食物アレルギーに似ていますが、
食品の鮮度に関係が深いと言われています。

この場合、
・嘔吐や皮膚症状、発熱などの全身症状が伴わない
・特定の食べ物を食べ、しばらくしてから下痢が起きる
・膨満感や便秘などを伴う
・むくみや関節の痛みがある
・体重が増えない
といった特長が見られます。
専門医の指示に従うようにしましょう。

ストレス

心身がまだ十分に発達していないため、強いストレスにより
下痢になる子供さんがいます。

過敏性腸症候群」と診断されることもありますが、
消化器官に異常はないものの自律神経の乱れが
原因となります。

ストレスによる下痢は、
・登校前など、朝に起きやすい
・皮膚や発熱などの症状が表れない
・腹部の不快感や便秘、嘔吐を伴う
・下痢が2ヵ月以上、断続して続く
の症状が見られます。

子供の対応にも慣れている精神科医の診断を
受けるとよいでしょう。

冷え

お腹が冷えると、腸の活動を活発にして
発熱しようとするため、体内から水分を排出して
体温を保持しようとする結果、
下痢をしてしまうことになります。

寝冷えや冷たい食べ物の摂り過ぎに注意すれば、
そのうち症状が治まると思われます。

暴飲暴食

胃の大きさが大人に比べて小さく、消化機能も未熟なので、
暴飲暴食をすると下痢になってしまうことがあります。

食事の量を調整しながら様子を見て、症状が悪化しない場合、
病院での受診は必要ないでしょう。

食べ物

梨、モモ、プルーン、イチゴ、レタス、柿など腸の蠕動運動
刺激する成分(ソルビトール、キシリトール)が含まれている
食べ物を摂りすぎて、下痢を起こすことがあります。

食べ過ぎには注意しましょう。

まとめ

幼稚園や保育園に通うお子さんの下痢が続くと、
親としては心配になります。

心身とも発達が十分でないことから、
大人であれば下痢になりにくい原因でも、
子供さんだと下痢になってしまうことが
あります。

下痢の症状が通常の場合と違うなど異変が見られるようで
あれば、病院で診察を受けるのが安心ですね。

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