新生児は、1日中寝ているように見えますが、
成長していくに連れて生活のリズムが
ついてきます。
運動能力が発達して身体を動かせるようになると、
睡眠の質が深くなることもあり、
睡眠時間が少しずつ減っていきますし、
消化器官の発達で授乳やおもつ替えの頻度も
少なくなります。
目次
新生児の平均睡眠時間
では、1日の平均睡眠時間は
どれくらいでしょうか?
(1日の平均睡眠時間)
0~1ヶ月 :16~18時間
昼夜の区別が出来ず、2~3時間おきに
お腹が空くと目が覚めます。
1~3ヶ月 :14~15時間
赤ちゃんの体内時計の機能が
少しずつ出来始め、昼夜の区別が
つくようになります。
一度に飲むミルクの量が増えるため、
お腹が空きにくくなり、授乳間隔も
開いてきます。
3~6ヶ月 :13~14時間
昼夜の区別がしっかりつき、昼間は活動的、
夜はしっかり寝るリズムがつきます。
6~12ヶ月:11~13時間
1~3歳 :11~12時間
中には、
「睡眠時間が短いと大きくならないのでは?」
「3ヶ月過ぎたのに、睡眠時間が短いのでは?」
と心配されるかもしれません。
でも大丈夫ですよ。
赤ちゃんによっては眠る時間は多少異なりますので、
上記睡眠時間は目安程度にお考え下さい。
赤ちゃんを安眠させてあげるには
さて、出来るだけ快適に寝させて
あげたいものですが、それではどういうふうにして
あげたらよいのでしょうか?
日中、ほとんど寝ている赤ちゃんが快適に寝るための
工夫として、下記の配慮をしてあげたいものです。
清潔にすること
赤ちゃんはほこりが苦手なので、
風通しがよく、お掃除がしやすいところに
寝かせてあげるとよいでしょう。
エアコンの風や日光が直接あたるところは避け、
またママさんの目が届きやすいところがいいですね。
寝室の環境
赤ちゃんに快適な温度や湿度にして
あげなければなりません。
夏場は26~28度、冬は23~25度、
湿度は60%が目安です。
生後4ヶ月までなら、おくるみに包んで
寝かせてあげると、布団からはみださず、
経験したことのない刺激にビックリして
しまうこともないから、熟睡しやすくなります。
身体に感じる不快感を取り除く
新生児は、お腹が空いていたり、
オムツが汚れていたりすると不快のために
眠くても眠れないことがあります。
ミルクは足りているのか、
おむつは汚れていないか注意してあげるように
しましょう。
まとめ
新生児の赤ちゃんは、1日中ほとんど寝て過ごしますが、
睡眠の質が浅いためにすぐ起きてしまいがちです。
昼夜の区別がつかないために、
ママさんが昼夜を問わずお世話をしてあげないのは
辛いかもしれませんが、お子さんの睡眠時間や
リズムや特徴をつかんでおくと
心構えが出来ていいですよ。