激しい運動をしたおきに太ももの裏が痛くなることがありますが、
それ以外の原因で痛くなった場合、どうしたらよいか分かりませんよね。
実は太ももの裏が痛くなる原因は一つだけではありません。
太ももの裏が痛くなる原因、対処方法などをまとめてみました
太ももの裏が痛くなる原因
太ももの裏が痛くなるのは、主に次の原因が考えられます。
坐骨神経痛
腰から足にかけて伸びる坐骨神経が、何らかの要因で圧迫されて
痛みやしびれが表れる症状です。
坐骨神経痛の場合、整形外科でレントゲンやCT、MRIで確認します。
坐骨神経痛の対処法
病院で診察した場合、痛み止めや湿布が処方されます。
日常的に坐骨神経痛が起きる場合、緩和させるストレッチには
いろんな種類がありますが、カンタンに出来るストレッチは下記です。
①仰向けになって、両手で膝を抱える
②息を吐き、両膝を胸に近づけて10秒間静止する
(10回を1セット、毎日2セットを行う)
肉離れ
筋肉に過剰な負担がかかり、筋肉が損傷することです。
肉離れを起こしやすいのは、特にバレーや陸上競技など筋肉の筋収縮が激しい
スポーツを行っている方に多いです。
整形外科では、MRIや超音波検査が行われます。
肉離れの対処法
肉離れを起こした場合、自然に治す保存治療か、患部を温めることで治癒を
早める温熱療法が選択されます。
緊張
必要以上の負担が筋肉にかかって痛みが生じますが、
人によっては突っ張る感じがします。
緊張の対処法
スポーツや筋トレ後に、クールダウンを行うと疲労物質が溜まりにくくなる結果、
筋肉が固くなりにくくなります。
風邪
風邪をひくと身体の節々が痛みやすくなります。
体内に侵入したウィルスを死滅させるために体温が上がるのですが、
その時に炎症も起きることから太ももに痛みが生じます。
風邪の対処法
体内からウィルスを排出するのが先決ですが、骨盤を温めると太ももの痛みが
軽減されます。
病院での診断結果によっては、痛み止めが処方されます。
いつから、どれくらい痛いのか医師に伝えておくとよいでしょう。
まとめ
太ももの裏が痛い原因として、坐骨神経痛、肉離れ、緊張、風邪が主に要因として
挙げられます。
普段と違う違和感があるようなら病院で診察を受けた方がよいでしょう。