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下痢が続く原因 | 女性の場合は?

下痢

目次

下痢の種類

下痢には、急性下痢慢性下痢の2つに
分類されます。

急性下痢は2~3日程度で治りますが、
慢性下痢になるとそれ以上の期間で
断続的に下痢が続く症状を言います。

下痢の原因として、
急性下痢の場合は刺激物を食べたり、
食中毒やウイルス性の胃腸炎にかかったり
する場合におこります。

慢性下痢の原因として、
女性特有の要因が考えられます。

女性ホルモンバランスの変化

ホルモンバランスの変化によって
自律神経が乱れることにより下痢と
なるケースです。

バセドウ病

甲状腺から甲状腺ホルモンが多量に分泌され、
全身の代謝が高まる病気です。

女性の方が多くかかる病気で、
下痢以外に筋力の衰えや倦怠感、
集中力の低下などが見られれば、
バセドウ病を疑ってみる必要があります。

過敏性腸症候群

ストレスによって下痢が続いたり、
逆に便秘にもなったりする病気です。

この場合は心療内科で受診する方が
よいでしょう。

生理前

生理に関わる女性ホルモンとして、
卵胞ホルモン(エストロゲン)、
黄体ホルモン(プロゲステロン)があります。

排卵から生理までの間を黄体期(おうたいき)と
言いますが、流産を防ぐために黄体ホルモンが
子宮の収縮をおさえる働きをするため、
便秘気味になります。

生理直前になると逆に黄体ホルモンの分泌が
減るために、腸の働きが活発になって
下痢をひきおこすことがあります。

その他

女性特有の下記病気で下痢のほか、
腹痛も起こる場合があります。

子宮内膜症

卵管周囲の癒着によって卵の捕獲や
輸送が損なわれれば不妊の原因になり得る。

子宮肉腫

下腹部の違和感や腹痛などが見られるが、
初期の段階では症状が見られないことが
あります。

子宮腺筋症

息切れ、倦怠感などの貧血症状も強く表れる。
生理以外でもお腹や腰などが痛むようになる。
排尿痛、排便痛、性交痛が生じ、
不妊の原因になることもある。

まとめ

女性特有の事情、病気によって
下痢がひきおこされる場合があります。

通常の下痢であればその対応として、
まず半日~1日程度絶食してみて
胃腸の負担を軽くします。

症状が軽くなるようであれば、
消化のよい食べ物やミネラルを含んだ飲み物を
少しずつ摂るようにします。

2週間以上も下痢の症状が見られる場合や
次の症状が見られるときは、
病院での診察が必要です。

・下痢の便の中に、血液・膿・未消化物があるとき
・便の色が、白・灰色・赤・黒など普段と違う色のとき
・下痢から腐敗臭がするとき

腹痛を伴うようであれば女性特有の病気の可能性も
ありますので、病院での診察が必要になります。

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