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唇 ヘルペスの初期症状は?口内炎やにきびとは違うの?

ヘルペス

唇と皮膚の境目に白ニキビのようなものが出来、ピリピリとした痛みがあれば、ヘルペスに感染した疑いがあります。唇がヘルペスに感染したら、初期症状としてどういうことが起きるのか、治療法などをまとめてみました。

目次

唇 ヘルペスの初期症状

「口唇ヘルペス」はくちびる周辺が赤く腫れ、水泡ができる病気です。痒みや痛みを伴う場合もありますが、通常10日から2週間で治まります。

原因は、いくつか種類のあるヘルペスウイルスによって起こります。口のまわりに小さい水ぶくれが見られます。

口唇ヘルペスの治療

重症化させないために、唇周辺が腫れてきたり、発疹が出始めた初期の段階で医師の診断を受け、適切な治療を開始するのがよいでしょう

口唇ヘルペスは、内科、皮膚科、小児科、口腔外科、歯科の各診療科で対応してくれます。

処方される薬としては、次の薬が一般的です。
・外用薬:水泡が広がらないよう軟膏、クリームが渡されます。
 アシクロビル軟膏、ビラダビン軟膏など。

・内服薬:神経細胞にいるウィルスの増殖を抑制するためのもの。
 錠剤か顆粒状の薬で、バラシクロビル塩酸塩錠など。

費用的は、皮膚科で3割負担の保険診療であった場合、診察料と処方箋料で1,100円程度、内服薬で1,400円程度、外用薬で500円程度かかります。

口内炎、にきびとヘルペスの違い

にきび

にきびは、毛穴が詰まった皮脂をアクネ菌が栄養素にして繁殖するもので、白い芯のようなものがあります。
胃の不調やホルモンバランスが崩れたときに、にきびが出来やすくなります。
唇付近に出来るにきびは、暴飲暴食や栄養不足のときに起こる可能性が高くなります。

口紅やメイク落としの刺激を避けるようにしましょう。
唇のまわりは摩擦が起こりやすく、跡が残りやすいので注意しましょう。

また、炎症性色素沈着によるにきび跡は、紫外線を浴びると跡が消えにくくなりますので、パウダーファンデーションを利用して紫外線対策だけはしっかりしておきたいものです。

口内炎

口内炎は、傷口に細菌が侵入して炎症を起こしたものです。

唇や歯茎、舌の裏側など口の内側に炎症が起きて白っぽい潰瘍が出来ます。

口の中を歯でうっかり噛んでしまったとことから細菌が侵入して炎症を起こす場合やビタミン不足が原因である場合が多いです。

ヘルペスウィルスの特長

炎症がなく、盛り上がって水ぶくれの状態であれば、ヘルペスの可能性が高いです。

一度感染すると、体内(神経細胞(三叉神経節))にウィルスが潜在し、免疫力が落ちると再発しやすくなります。
ヘルペスウィルスを体内に除去することは現在のところ不可です。

皮膚科で処方してもらう薬なら安心して利用出来ますが、薬局で購入出来る薬は下記のようなものがあります。

・ヘルペシアクリーム
・アラセナSクリーム
・ビダラビン軟膏
・アシクロビル軟膏

但し、いずれもヘルペスが再発した方のお薬ですので、初めて口唇ヘルペスを発症した方は購入出来ません。自己判断せず、医師の診察を受ける方が安心ですよ。

ヘルペスは、赤い跡が残ってシミのようになります。再発すると消えにくくなるので体調管理に努めましょう。
もし跡が残ってしまった場合、新陳代謝を上げるか、皮膚科でレーザー治療を行う方法があります。

感染力があるため、発症したら、他人との接触を極力控えるようにします。

口唇ヘルペスの予防

予防策として、次の4点を心がけるようにしましょう。

①体調を崩さないよう、普段から健康に留意する

②1日3食を栄養バランスのとれた食事にする

③ストレスや不規則な生活にならないようにする

④ヘルペスの再発を促す「アルギニン」を含む食材(ナッツ類、チョコレート、コーヒーなど)は食べないようにする。

まとめ

口唇ヘルペスは、一度感染すると体内から除去することが困難なため、再発する可能性があります。

初期症状としては、くちびる周辺が赤く腫れ、水泡ができます。感染性があるため、他の人にうつさないようにしなければなりません。医師の診断を受けるようにしましょう。

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