ノロウイルスの症状 | 血便が出たらどうする?

ノロウィルスは、下痢や嘔吐の症状が急に起きるのが特長で、急性胃腸炎と同じく微熱を伴うことがあります。
ウィルスとしての型も多いことから、何度も感染する可能性があります。

特に二枚貝など貝類の食中毒の原因の多くがノロウィルスによってもたらされることから、冬季での発症がよく見られます。

腸管の中で繁殖し、また感染力が非常に強いために通常の消毒薬では効果がなく、次亜塩素酸ソーダで殺菌する必要があります。

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感染したときの便の色や臭いは?

ノロウィルスに感染したとき、白または淡い黄色で、米のとぎ汁のような下痢になります。

普段なら黄褐色の胆汁によって便が黄色がかった色になるのですが、ウィルス系に胆道系が感染すると胆汁の排泄が低下するために、便の色が白色になるわけです。臭いは、貝が腐った生臭い臭いがします。

血便が出た場合

ノロウイルスによる下痢は、大人であれば1~2日程度で治まるものの、抵抗力のない子供は長引き、回復まで3~5日かかることが多いです。

感染しても血便が見られることはないのですが、稀に「腸重積」という病気によって血便が引き起こされることがあります。
腸重積は、腸が腸の中にもぐりこみ、腸が締めつけられることで激痛をもたらします。この場合は、すぐに病院の診察を受けるようにします。

病院での処置では、発症してから48時間以内であれば、高圧浣腸によって治ることが多いです。

合併症にも気をつけたい

ノロウイルス症状がひどくなると脱水症状になりますので、こまめに水分補給を行わなければなりません。
出来れば、ミネラルが豊富な経口補水液を飲ませるのがよいでしょう。

また免疫力の弱い子供や高齢者がノロウイルスに感染すると、脱水症状だけでなく、合併症として脳炎や脳症などを発症することがあるといわれています。脳炎や脳症は、脳の機能に障害がおきて意識障害やけいれんを起こす怖い病気です。

元気がなくなったり、呼びかけに応じなかったりなど異変が見られるようであれば、すぐに救急病院で診察を受けましょう。

まとめ

ノロウイルスは下痢や嘔吐が激しく、ひどい場合には脱水症状、抵抗力のない乳幼児や高齢者では合併症を引き起こすことがあります。

ノロウイルスの場合、通常であれば白色の便ですが、血便が見られる場合、腸重積が起こっている可能性があります。
発症して48時間以内であれば高圧浣腸によって治りますので、すぐに病院で診察を受けるようにしましょう。

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