お正月が近づくと、おせち料理のことが気になってきますよね。
黒豆や紅白なます、数の子、煮しめ、栗きんとん、たたきごぼうなど定番料理ははずせませんが、お子さんも食べられるように調整されるなどお母さんのご苦労は絶えません。
おせちで厄介なのは盛り付けですよね。適当に並べたら見栄えせず、せっかくのお正月気分を損ないかねません。作る量は少ないのに品目が多いことから、仕切りをうまく利用して盛り付けていきたいものです。
そこでオススメのおせちの仕切りをご紹介します。
目次
重箱の仕切りはどする?
お重箱の仕切りにはどういうタイプがあるのでしょうか?代表的な仕切りを挙げてみます。
田の字型:重箱を「田」の字のように十字に仕切ります
市松型:3×3マスの格子状に9種類のお料理で盛りつけます
手綱型:お料理を斜め方向から仕切ります
末広型:お重の中央に大きな1品を置き、その周りを円で囲むように盛りつけます
扇 型:扇を描くように盛り付けます
おせちの仕切りの代用には?
おせちの仕切りには、ハランやグルメシートが用いられることが多いですが、1回限りの使用になるため、代用品を用いるのもよいでしょう。代用品には次のようなものがあります。
小皿や小鉢
普段使用している小皿や小鉢を用います。小鉢の高さが大きいとお重が重ねられないことがありますので注意しましょう。どうしても使う場合は、一番上の一の重であればフタをかぶせることが出来てよいでしょう。
ワックスペーパー
水や油に強いので、水気がある料理や揚げ物に使えますね。洋風食材に敷くと見た目もマッチしますね。
100均のおせち用グッズ
年末になりますと、100均のお店でおせち用グッズが販売されますので、それを利用するのもよいでしょう。お手頃値段のため、いろいろ活用したいものです。
参考までに、ハランとグルメシートにどういうものがあるかご紹介します。
ハラン:山型、仕切り型、三枚笹、えび型、松型、豆、大葉、桜葉
グルメシート:熊笹、大葉、パセリ、グリーンリーフ、南天
※南天にはナンジニンという物質が含まれており、料理の熱と水分でチアン水素が発生することで防腐作用があります。
おせちの仕切りを手作りするには?
100均グッズでいろいろ取り揃えてみると、意外とお金がかかりますし、来年まで置いておくには邪魔になることがあります。そこで、仕切りを手作りしてみてはどうでしょうか。
仕切り用の素材として次のものがあります。
折り紙で箱を作る
クッキングペーパー、天麩羅の敷き紙などを折り紙にして使います。
みかんや柚子をくりぬく
みかん、ゆずなどを半分に切り、中身をくりぬいて器にします。紅白なますや酢の物などを入れるにもいいですね。 同じ酸味系ですので。
牛乳パック
牛乳パックに金色のアルミホイルで包めば、牛乳パックが耐水性でもあり便利ですよ。
発泡トレーを切ったもの
スーパーでお肉などを載せた発泡トレーをよく洗います。黒色のトレーだと目立ちませんので、仕切りとして活用したいものです。
まとめ
ハランなどの仕切りがおせちには一般的に用いられますが、今度おせちを作る際には、ちょっと工夫した「仕切り」を使ってみてはどうでしょうか。
お正月にふさわしく、華やいだ気分を盛り上げてくれますよ。