食後 横になる向きはどちらがオススメ?

食後、すぐに横になると「牛になる」と言われて、ご両親から怒られたことはないですか?行儀の悪さや体重が増えることを心配しての指摘でしょう。

実は、食後横になることは消化する上でオススメなんです。

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身体の右側を下にして寝るのがよい理由

食べ物は、口から食道を通り胃に入り、胃の中で消化された後に十二指腸、腸へ流れます。胃の構造上、右側の出口から十二指腸へつながっていることから、身体を右側を下にして横になると、スムーズに消化しやすいというわけです。

人によっては、胃の形が様々なことから、鉤状胃(こうじょうい)胃下垂の方は、身体を右側を下にする方がよいです。

鉤状胃の方は、食べ物が流れ出る出口が通常よりも高い位置にあるため、胃下垂の方は、胃が正常な位置よりも垂れ下がっているからが理由です。

一方、逆に身体の左側を下にした方がいいケースとして、「逆流性食道炎」の方が挙げられます。

逆流性食道炎は、胃酸や十二指腸から分泌された成分、胃の中に溜まった食べたものが食道に逆流してしまって、粘膜に炎症が起きる症状です。

食道の粘膜は保護されていないため、消化力の強い胃酸が逆流すると食道にダメージを与え、胸やけなどの症状を引き起こすことからも、身体の左側を下にした方がよいのです。

また、日本人の10人の内、2~3人の方が「瀑状胃(ばくじょうい)」だと言われています。
胃の入り口がやや低い位置にあるため、消化中の食べ物が胃にたまりやすく、消化速度が遅いのが特長です。

瀑状胃の方は、寝方を左側→うつ伏せ→右側と変化をつけさせるとよいでしょう。

横になる時間

食後、血液が胃腸に集まって消化することにフル稼働しているため、その間に身体を動かすと血液が逆に全身に散らばり、かえって消化の機能が低下することになります。

それで食後に横になることが望ましいのですが、たっぷり寝てしまってはいけません。
せいぜい30分程度にしておくべきです。

うまく消化しきれなかった脂肪が体の中に溜まって太る原因になるため、就寝前に食べてはいけないとよく言われる理由がここにあります。

まとめ

食後に横になるのは、消化面からよい面が分かっています。
胃の構造からは身体の右側を下にして横になるのが望ましいですが、逆流性食道炎の方、瀑状胃の方は逆に左側を下にするのがよいでしょう。

横になるといっても、完全に寝てしまうと脂肪が溜まってしまうため、せいぜい30分程度に抑えておくべきです。

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